ブラインドの内側にカーテンをかけてみたい!良さを生かしたコーディネート例と選ぶコツ

curtains inside the blinds

今ブラインドを使っている窓や、これから何かを取り付ける窓。あなたにとって完璧な窓辺にするために、内側にカーテンをかけてみませんか?

カーテンは、ブラインドのデメリットをうまく補ってくれる窓まわりアイテム。組み合わせると、それぞれの良さを生かしたステキな窓辺に変わります。

ここでは、

ブラインドの内側にカーテンをかけるとどうなる?

と気になるあなたへ、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」が2つを組み合わせたときの見た目や快適性を詳しくご紹介!それぞれの良さが生かせるコーディネート例も4つお届けします。

特にご注目の内側のカーテンを選ぶコツも押さえながら、それぞれの弱点をカバーした完璧な窓まわりを目指しましょう!

ブラインドの内側にカーテンをかける魅力

curtains inside the blinds

優しく華やかになる

窓辺にカーテンをかけると、ブラインドのすっきりとしたスタイリッシュさにふわっとしたウェーブ感がプラス!クールな高級感と優しいふんわり感が両方楽しめます。

カーテンはブラインドよりも色柄が豊富なので、窓辺のシンプルさに彩りがプラスされるのも魅力的。例えば、北欧デザインに多い「花柄・リーフ柄・ストライプ柄・ボーダー柄・幾何学模様」を選ぶと、自然のぬくもりが増した北欧スタイルが演出できます。

断熱効果がアップする

内側にカーテンをかけると、窓を覆えるものが2つになるので断熱効果がアップ!カーテンは「布製」で保温性が高いため、窓枠内に空気層を作り熱の出入りを妨ぎます。

ブラインドは壁とのすき間が多いので、カーテンと比べて断熱率が低め。商品によっては素材などで対策されているものもありますが、スラット(羽)やコード穴、壁とのすき間はどうしても埋められません。

カーテンもあれば、すき間をしっかりカバー!断熱率がぐんとアップし、夏は涼しく冬は暖かい部屋になります。特に、厚地カーテンや生地密度の高い「遮光カーテン」「断熱カーテン」がおすすめです。

直射日光や西日をしっかり遮る

熱と同様、太陽のまぶしい日差しもしっかりシャットアウト!ブラインドとカーテンの組み合わせは、直射日光や西日がよく当たる窓にもってこいです。

特に効果的なのが「遮光カーテン」。生地に黒糸や特殊なフィルムを使って光を遮るように作られており、販売前の遮熱性試験で「遮光等級」が付けられています。

遮光率 状態
1級 99.99%以上 人の顔・表情が識別できないレベル
2級 99.80以上
99.99%未満
人の顔あるいは表情がわかるレベル
3級 99.40以上
99.80%未満
人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル

※参照元:NIF機能性表示マーク|一般社団法人日本インテリアファブリック協会(2022年9月時点)

遮光1級は、昼間の明るい状態でも室内に光が通らないので朝日を浴びずにゆっくり寝ていたい人にもぴったり。ホームシアターが楽しめるほど部屋が真っ暗にできる、完全遮光(遮光率100%)のカーテンもあります。

視線を気にせず部屋が明るくできる

外の光を遮るだけじゃなく、取り込んで部屋を明るくしたいときにもブラインドの内側にカーテンが最適!外の視線が気にならず安心で、日中の電気代節約にも役立ちます。

ブラインドはスラットの向きで光の量が微調整できますが、開くほど外から見えやすくなってしまうのが弱点。また、スラットそのものが邪魔をして太陽の光がたくさん取り込めません。

カーテンがあれば、ブラインドは全開でOK!特に、「ミラーレースカーテン」「遮像レースカーテン」が効果的。特殊な繊維や加工で作られており、密度が高いので紫外線・暑さ・寒さの対策にもなります。

視線を気にせず静かに換気ができる

カーテンがあれば、窓とブラインドを両方開けても外からの視線は気になりません。そのため、換気をしたいときや、冷房を切って部屋を涼しくしたいときにぴったり!

ブラインドだけでもスラットの向きを変えるだけで目隠しをしたまま風が通せますが、揺れて音が鳴るとうるさく感じてしまいます。

カーテンなら、生地に風が当たってゆらゆら揺れる表情もステキ!昼寝中や家事の途中、静かに新鮮な空気に入れ替わって快適に過ごしやすくなります。

内側のカーテンを選ぶコツ4つ

attentionカーテンは、染色や加工がしやすい布製。ブラインドよりも色柄・素材・機能が豊富なので選ぶのが大変そうですよね。

あなたにとって完璧な窓辺に仕上げるコツを4つ紹介するので、ぜひ参考にしてください!

重視したいポイントを決める

カーテンを探し始める前に、「これだけは譲れない!」というポイントを決めておきましょう。

例えばこちら。

見た目 ・好きな色柄に囲まれたい
・窓辺にふんわり感がほしい
・自分好みの部屋でくつろぎたい など
機能性 ・快適に過ごしたい
・プライバシーを守りたい
・光をたくさん取り込みたい など

見た目も機能も満足できるのが1番ですが、あれこれ考えすぎるとぐちゃぐちゃに。重視したいものが決まっていれば、スムーズに選びやすくなりカーテンをかける目的がきちんと達成できます。

見た目は壁やインテリアとのバランスを考える

見た目を重視したいときは、壁やインテリアとのバランスを考えましょう。

やわらかな質感や心理的効果のあるカーテンは、常に視界に入るもの。その色や柄にこだわることで、居心地がぐんと良くなり気分が満たされます。すでにブラインドがある場合は、色の相性も知っておくと便利です。

部屋全体の上手な色の組み合わせ方は、専門的な知識がなければ難しいと思われがち。でも、「部屋の色の配分」と「色相環図」を知っておけば意外と簡単に決まります!

<色の配分>

色の配分は、以下の黄金バランスを参考に。ブラインドとカーテンはメインカラーに、柄はアクセントカラーにもっていくと部屋全体が違和感なくおしゃれにまとまります。

ベースカラー
(70%)
・床、壁、天井の色
・毎日見ても飽きがこない白系・茶色系が一般的。
メインカラー
(25%)
・カーテン、ソファ、家具の色
もっとも自分らしさが出せる部分
・好み、季節、気分によってアレンジできる
アクセントカラー
(5%)
・カーテン、クッション、雑貨の色
部屋にメリハリが生み出せる部分
・好み、季節、気分によってアレンジできる

<色相環図>

Hue circle  

色選びに迷ったら、相環図を参考に。相性の良い色が簡単に分かり、センスの良いおしゃれな部屋に仕上がります。

隣同士の色が「類似色」、真向かいにある色が「補色(反対色)」。同じ色のトーン(明るさ・鮮やかさ)が違う色が「同一色」といいます。

それぞれの効果は以下のとおり。

類似色 ・落ち着ける
・安心できる
・部屋が広く見える
反対色 ・元気が出る
・メリハリが出る
・活発的で明るい雰囲気になる
同一色 ・失敗しにくい
・まとまり感が出る
・落ち着いた雰囲気になる

1番取り入れやすいのは周りの色と似た「同一色」で、窓まわりだけが変に浮かず落ち着いた雰囲気に仕上がります。

機能性は種類と特徴をチェックする

機能性を重視したいときは、どんな種類があるのかを知って特徴を把握しておきましょう!機能は「遮光1級カーテン」「遮熱レースカーテン」など、商品名にも含まれているので探しやすくなります。

代表的なものは以下のとおり。1つだけじゃなく、複数そなわっているものがほとんどです。

遮光 ・室内の光漏れを防ぎやすくする
・外からの光を通しにくくする
・1〜3級と完全遮光がある
遮熱 ・外気を遮り、室内の空気を逃しにくくする
・夏は外からの熱が伝わりにくい
・冬は室内の暖気が逃げにくい
遮像 ・昼も夜も室内が見えにくい
・明かりをつけても影が映りにくい
・室内から外の景色が見えにくくなる
遮音 ・室内の音漏れ、外からの騒音を軽減
防炎 ・消防法の「防炎性能基準」をクリア
・燃えにくい、燃えても広がりにくい
・高層マンションに設置義務がある
防汚 ・汚れにくい
・汚れが落ちやすい
UVカット ・紫外線をカットする
・数字が大きいほどカット率が高い
ウォッシャブル ・家庭の洗濯機で丸ごと洗える

ブラインドに足りない機能も意識しながら選んでみてくださいね。

生地の素材にも注目

ブラインドはアルミ製や木製があるように、カーテンの生地に使われている素材にもいろんな種類があります。違いで色柄や機能の効果をしっかり発揮させられるかどうかが決まるので、ぜひ注目してください!

種類は大きく分けて「天然繊維」「化学繊維」の2つ。そのうち、代表して3つずつ特徴を紹介します。

<天然繊維>

綿(コットン) ・やさしい風合い
・ソフトな手ざわり
・摩擦で毛羽立ちやすい
麻(リネン) ・サラッとして心地よい
・耐久性、耐熱性に優れている
・吸水性・通気性・透湿性がある
絹(シルク) ・発色が美しい
・滑らかな手ざわり
・虫やカビに侵されやすい

見た目を重視したいなら「天然繊維」がおすすめ。使い込むほどに風合いが増すので、愛着が湧きます。化学繊維と比べると取り扱いが難しいですが、正しい方法でお手入れすれば長く使い続けられる自慢のメインアイテムに。

<化学繊維>

ポリエステル ・手入れがしやすい
・比較的リーズナブル
・ほこりを吸着しやすい
アクリル ・ふっくらと柔らか
・型崩れがしにくい
・静電気が起きやすい
ナイロン ・摩擦や折り曲げに強い
・虫やカビに侵されにくい
・静電気が起きやすい

機能性を重視したいなら「化学繊維」がおすすめ。シワになりにくい・カビが生えにくいなど、機能の種類が充実しているので必要なものを選びましょう。

関連記事:カーテンの上手な選び方。機能・色柄・素材別に「ここはこれがおすすめ」をご紹介

ブラインドとカーテンの良さを生かすコーディネート例

ブラインドの内側にカーテンを取り付けた窓辺。実際にはどんな姿になるのかを見た目重視と機能性重視に分けて紹介します。ぜひイメージしてみてください!

見た目を重視したいとき

ウッドブラインド×柄の厚地カーテン

Coordinate exampleスタイリッシュな木製ブラインドと柄物カーテン。カーテンを開ければシンプルに、閉じれば個性的に。1つの窓で、2つの表情が楽しめます。大胆な柄物も取り入れやすいのが魅力。

▼使用アイテムはこちら

ウッドブラインド×無地の厚地カーテン

Coordinate exampleウッドブラインドとカーテンをホワイト系で統一。視覚効果で、窓辺に広がりができすっきりとします。白はシンプルすぎると思われがちですが、木製や厚地ならではのぬくもりや上質感があるので個性的です。

▼使用アイテムはこちら

機能性を重視したいとき

ウッドブラインド×ミラーレースカーテン

Coordinate exampleミラーレースカーテンとの組み合わせは、日中プライバシーを守りたいときにおすすめ。生地に光沢のある特殊な糸を編み込んでいるため、太陽の光を反射して外から見えにくします。

さらに、室内からは外が観察できるのも大きな特徴。マジックミラーのように不思議なカーテンです。

▼使用アイテムはこちら

ウッドブラインド×白のレースカーテン

Coordinate example白いウッドブラインドとレースカーテンの組み合わせは、軽やかで開放感たっぷり。何色にも染まっていない白はどんな色にもよくなじむので、ソファやラグなどのインテリアのデザインが映えます。部屋に暖かみをもたせたいときは厚地カーテンでもGOOD。

▼使用アイテムはこちら

【ブラインド×カーテン】重ね付けでもっと快適なお部屋に

リホームのブラインドとカーテンで完璧な窓まわりへ!

ブラインドとカーテンを同じ窓にかけるちょっと珍しい使い方。それぞれの弱点を補いつつ、それぞれの良さが生かせるステキなコーディネートです!

カーテンを選ぶときは、重視したいポイントを決めてから。ブラインドの見た目や機能性とのバランスも考えながら、あなたにぴったりなものを選んでくださいね。

Re:HOMEインテリア通販「Re:HOME(リホーム)」では、カーテンブラインドも高品質なものをバリエーション豊富にご用意!デザインにこだわりつつ、使用する素材を厳選して熟練のスタッフが1つずつ制作しています。

サイズは1cm単位でオーダーできるので、あなたの窓にもぴったり取り付けられるはず!カーテンレール2本があれば両方OKです。

目の行き届いた検品・梱包・発送で、直接お届けしますね。サイズの測り方や窓まわりアイテムの取り付け方など、何か困りごとがあればお気軽にご相談ください。

オンライン相談室

 

rehome
この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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