新居への引っ越しに当たって、カーテンを取り付けようとすると、まずはカーテンレールの取り付けとなります。さらに、カーテン購入前にレールをもとに採寸し、購入したカーテンを取り付けます。
とはいえ、カーテンを取り付けるまでの作業工程は、なかなかピンとこないですよね。
「カーテンレールの取り付けがわからない」
「カーテンの採寸方法ってどうやるんだったっけ?」
「カーテンの取り付け方は?」
「窓にカーテンを取り付けなければいけないのに、どうしたらいいかわからない」
という方に向けて、カーテン取り付けにまつわるすべての作業工程をこの記事でご紹介します。
こちらの記事をみれば、カーテンレールの取り付けからカーテン購入前の採寸、カーテンフックの付け方や選び方、カーテンの取り付けまでがわかるようになっています。しっかり順を追ってやれば、面倒そうに見えるDIYも失敗なく、簡単にできます。ぜひご参考になさってください。
目次
カーテンの付け方【基本】
カーテンを付けるために必要なもの
カーテンを付けるために必要なものは次のようになっています。
カーテンを取り付けるためのカーテンレール、カーテン生地を左右に開閉するためのランナー、ランナーと生地をつなぐカーテンフック。さらにカーテンを開けたときに生地を留めるためのタッセルとタッセルを掛けておくふさ掛けです。
カーテン取り付けの手順
カーテンを取り付けるには次の5つの手順があります。
- カーテンレールの取り付け
- カーテンレールをもとにカーテン採寸
- サイズをもとにカーテンを購入
- カーテンフックを付ける
- カーテンをレールに取り付ける
カーテンレールをまず設置すれば、お部屋のカーテンのサイズがわかります。そのサイズをもとにカーテンを購入し、カーテンレールにカーテンを付ければカーテンの取り付けが完成です。
カーテンを取り付ける際に知っておきたいポイント
- カーテン購入の前にカーテンの採寸をする
- カーテン採寸にはカーテンレールのランナーの穴の位置が基準となる
- カーテンレールがないと採寸が難しい
カーテンがほしいと思っても、正しいサイズでなければ失敗してしまいます。カーテンを採寸する際には、カーテンレールのランナーの穴の位置を見ながらメジャーで測ります。
また、カーテンレールがなければ、カーテンも取り付けられません。まずはカーテンレールの取り付け方からご紹介します。
カーテンレールの取り付け方
カーテンレールの取り付け方法は、
- 自分でやる【DIY】
- 業者に依頼するの2つです。
新築で、住宅会社や工務店を通さずに自分で調達する「施主支給」の際は、上記のいずれかになります。
施主支給にすると、カーテンレールの取り付け業者の選定もしくは取り付ける作業が発生しますが、コストは断然安くなります。
また、自分でやる場合と、業者に依頼する場合とでは、自分でやる方がずっと安くなります。DIYできる場合は、ぜひ挑戦してみてください。
- DIYが苦手な方
- ネジや釘をまっすぐ打てないもしくは自信がない
という方は、業者に依頼されることをおススメします。
しかし、電動ドライバーがあれば、DIYの負担も軽くなります。難しそうに見えるDIYも、ポイントさえ押さえれば、簡単に失敗なくできるでしょう。
カーテンレール【DIY】のポイント
- カーテンレールは下地がある場所に取り付ける
- 下地をしっかりチェックしよう⇒下地の確認方法
- カーテンレールは窓の少し上に取り付けるのがオススメ
カーテンレール【DIY】取り付け方法についてはこちらをご覧ください。
せっかくカーテンレールを自分で取り付けるなら、素敵なものをこだわって選びたいですよね。
カーテンレールの種類
カーテンレールには、機能レールと装飾レールの2種類があります。
機能レールは、最も一般的なタイプです。カーテン生地の走行性や開閉性がスムーズです。
装飾レールは、デザイン性に特化したもので、木製や鉄製があります。
おしゃれなレールを付ければ、お部屋の雰囲気がガラッと変わります!
自分で取り付ける!【DIY】カーテンレール
自分で取り付ければ、業者に頼むよりもスムーズ。さらに自分で手を掛けたことで愛着も湧きますね。自分で取り付けられる【DIY】カーテンレールをご紹介します。
リホーム(Re:HOME)には、装飾レールや機能レール、さらにつっぱりタイプのレールもあります。
※こちらは楽天サイトでの販売となります。
アンティークな風合いが楽しめる木製装飾レール
見た目は木製?でも鉄製で伸縮可能なアイアンレール
安眠・省エネ、デザイン性、簡単取り付けの3つがそろったサイドカバー付き木目調伸縮ダブルレール
シンプルイズベスト!角型伸縮レール
ネジ・釘不要の簡単取り付け!穴を空けない賃貸にもOK!間仕切りにも使えるつっぱり式レール
カーテンを購入する前に!カーテンを測る【採寸方法】
カーテンレールを取り付けたら、次は実際にカーテンを取り付けていきたいですね。しかし、まずはカーテンのサイズを知らないと、カーテンの購入もできません。
カーテンのサイズは、カーテンレールをもとに測ります。
カーテンサイズの測り方▷詳しくはこちら
カーテンレールのランナーの穴を基準にしてメジャーを置いて測ります。
カーテンのサイズ 測り方のポイント
カーテンのサイズの正しい測り方は、窓のタイプによって変わってきます。お部屋の窓のタイプとその測り方は、こちらの画像からご確認ください。
カーテンのサイズの測り方のポイントはこちら
- カーテンレールをもとにサイズをメジャーで測る。
- 幅・丈ともにレールのランナーの穴を基準にする
- レールをもとに測ったサイズをもとにご注文サイズを決める
- ご注文サイズは片開き・両開きによって変わる
- 両開きの場合は2セット購入
- 幅のサイズは、レールサイズの1.5倍の長さとなる
カーテンサイズの正しい測り方について詳しくは、こちら
カーテンを取り付ける前に!【カーテンフックを選ぶ】
カーテンサイズは、どのタイプのフックを利用するかでも変わってきます。また、カーテンレールの種類や取付方法によっても、取り付けるフックを選ぶ必要があります。
カーテンフックの種類
フックのタイプは、大きく分けてAフック、Bフック、そのどちらも兼ね備えたアジャスターフックの3種類があります。
詳しくはこちら▷カーテンフックの種類や選び方、取り付け方まで徹底解説
Aフックは、カーテンレールを見せるタイプ。
Bフックは、カーテンレールを隠すタイプ。
そして、AフックにもBフックにもなるアジャスターフック。
※アジャスターフックの種類によってはAフックのみ、Bフックのみの使用しかできないものもあります。
Re:HOMEの「ジャパンスタイル」のカーテンには、こちらのアジャスターフックが付いてきます。
カーテンのシンプルなドレープが魅力のフィンランドスタイルカーテンと、スタンダードなボリュームが美しいジャパンスタイルの両方が選べる北欧スタイルオーダーカーテンはこちら。
AフックとBフックの丈の違い
アジャスターフックでは、カーテンレールを見せるAフックとしての使い方とカーテンレールを見せないBフックとしての使い方の両方ができます。
Aフックだと丈が下に下がり、Bフックでは丈が上に上がります。
カーテンフックにどのタイプを使うかは、カーテンレールの取り付け方やレールの種類によって変わってきます。
AフックかBフック、どちらを使うかを決めるポイント
カーテンレールの取り付け方には、正面付けと天井付けの2種類があり、正面付けが一般的です。正面付けは窓枠の上に取り付けます。天井付けは文字通り、天井部分に取り付ける方法です。
正面付け
正面付けの場合には、AフックでもBフックでもどちらでも使用上、問題はありません。
天井付け
天井付け(もしくはカーテンカバー付き)の場合は、Bフックは取り付けられません。Aフックをお使いください。
装飾レールは、Bフックを使うとせっかくのレールが見えないのでAフックの使用をおススメします。
正面付けで光漏れを防ぎたい場合は、Bフックをお選びください
カーテンフックについて、詳しくはこちらをご覧ください。
カーテンの付け方!フックの取り付けからレールに掛けるまで
カーテンを購入したら、次はカーテンの取り付けです。しかし、まずはカーテン生地にフックを付けないと、カーテンレールに取り付けられません。
カーテンフックの付け方
フックをカーテン生地の裏側にあるフックを掛ける部分に付けていきます。金属製のフックの場合、誤って繊維内に引っかけて穴を空けてしまわないようお気を付けください。
フックを入れる場所は下の写真をご覧ください。
ヒダ(ドレープ)とヒダの間の筒状の部分です。
こちらにフックをすべて入れ終えたら、レールランナーに引っかけていきます。カーテン生地の端は固定ランナーに入れ、間のフックは走行用のランナーに入れます。
端の固定ランナーまで入れたら、カーテンの取り付けが完成です。
カーテンを付ければお部屋の雰囲気がガラッと変わって、気持ちもリフレッシュできますね。
リホームでは、8シリーズ151カラーから選べる北欧スタイルオーダーカーテンを扱っております。ぜひ、あなたのお好みを選んで、心地よいお部屋づくりに生かしてください。
ブラインドカーテンの付け方
「カーテンレールを取り付けてみたけど、やっぱりブラインドがいい」「ブラインドも付けたい」という方にオススメ!当店では、カーテンレールに取り付けられるウッドブラインドも取り扱っております。
ブラインドは、お部屋の掃除がしやすく、光の調節もしやすいです。
カーテンとブラインドの両方を取り付けるのもオススメです。
ブラインドカーテンの取り付け方法
ウッドブラインドの取付方法をご紹介します。
ブラインドの取付方法は、大きく分けてこちらの3つです。
- カーテンレールに取り付ける
- 正面付け―窓枠の上に取り付ける
- 天井付け―窓枠内に取り付ける
ウッドブラインドの取付方法ーカーテンレール取り付け
Re:HOMEでは、カーテンレールに取り付けることができるものも扱っております。
ウッドブラインドの取付方法ー窓枠を覆い隠すように取り付ける場合
窓枠を覆い隠すように取り付ける場合は、こちらをご確認ください。
窓枠の上に取付金具を設置して、窓枠を覆い隠すようになります。光漏れを防げます。
ウッドブラインドの取付方法ー窓枠内に取り付ける場合
窓枠内に取り付ける場合は、こちらをご確認ください。
窓枠内に収まるので、お部屋の印象がスッキリします。
ロールカーテン(ロールスクリーンの付け方)
ロールカーテン(ロールスクリーン)の取り付け方法をご紹介します。
ロールスクリーンは、
- お部屋がスッキリする
- お掃除がしやすい
- 小窓にも取り付けやすいといった特長があります。
カーテンレールが取り付けられない小窓にも、つっぱりタイプで簡単に取り付けられます。
シェードカーテンの付け方
シェードカーテンは、開閉が上下のタイプの布地カーテン。カーテンのような横広がりのドレープがなく、縦に折りたたんでいくので、空間がスッキリします。
また、カーテンが取り付けにくい小窓にもおすすめの窓まわりアイテムです。
シェードカーテンの仕組みは、上部メカ(昇降機能のある器具)を窓に取り付けて布地をマジックテープで張り合わせるというもの。
取り付けは、とっても簡単。穴を空けないつっぱりタイプもあり、女性でも楽に取り付けができます。
シェードカーテン(ローマンシェード)はこちら