壁の下地を確認しましょう

日本の住宅の多くは、木製の柱や軽量鉄骨を使って壁を立ち上げ、室内側に石膏ボードを取付け、その上に壁紙を貼るという構成(構造)で作られています。

窓周りの商品、特にカーテンやウッドブラインド、ロールスクリーンなど、それらを取り付けるためのレールや金具をまずは壁に取り付けなければなりません。
そこで大事になってくるのが金具を取り付けるための下地探しですね。

壁の内部の模式図


壁は見た目上は頑丈そうですが、壁紙の下には脆くて崩れやすい石膏ボードが貼られています。そこに直接金具を取り付けるのは避けましょう。安全確実に窓周り商品を取付けるため、下地の探し方についてご説明していきます。

下地探しには道具があると安心

市販されていて一般的な、下地探しのための道具といえばこの2種類が挙げられます。

〇壁に針を刺して下地を探るもの
〇センサーで壁の下地を探るもの

まずはお手軽に下地を探せる「壁に針を刺して探すタイプ」での下地の探し方から。

壁に針を刺して探すタイプ

筒状で、壁に突き当てる部分の中心から針が出てくる仕様になっています。
初めに、壁をコツコツとノックして壁から響いてくる音を聞きます。
やや低めの反響音が少し高いコツコツとした音になったところをまずは目安にして、そこから針を刺して確認していきます。

針が・・・ほとんど入らない=その先に下地となる場所がある
  ・・・スッと入っていく=下地はない

針がほとんど入らないところが見つかったら、その上下左右でもどうように行って、下地がある場所と無い場所の境目を見つけておきましょう。

金額の目安:通販サイトで1,000円前後

センサーで探すタイプ

電池で動き、ランプや音で下地のある場所/ない場所を知らせてくれます。
このタイプの機械は手のひらサイズで、下地の場所だけでなく、電線が通っているところを検知できたり、どのくらいの深さに下地があるかどうかを知らせてくれるものまで多種あります。
下地のある場所と下地が無い場所の境目を検知してくれる一番簡易的なものでは、一か所境目を見つけたら、今度は逆方向から、反対側の境目を見つけて、下地の幅を確認すると良いでしょう。

ただしこのタイプのものは、下地と下地の間に断熱材などが充填されている場合、うまくセンサーが読み取らない場合もあるので、針を刺して探すタイプをお勧めします。

金額の目安:通販サイトで1,500円~3,000円前後 ※機能により価格は変わります。

番外編:磁石で見つけるタイプ

番外編として、磁石で下地の場所を探るタイプのものを。
正確には、石膏ボードを下地に止めているそのネジや釘の場所を、壁面にあてがった磁石で見つけるものです。

針を刺して探すタイプの先端に磁石でも探せるように磁石が入っていているものも市販されています。


リホームでは、ブラインド、ロールスクリーンといった、本来であればその取付金具は壁に付けなければならない窓周り商品も、もっと簡単にお手軽に取り付ける方法のご提案をしています。

<ロールスクリーン>
つっぱりロールスクリーン採光タイプ(断熱・UVカット)
つっぱりロールスクリーン完全遮光タイプ
つっぱりロールスクリーン一級遮光タイプ
つっぱりロールスクリーン遮光デザインタイプ
つっぱりロールスクリーンコットンタイプ

<ブラインド>
カーテンレールに取り付けるウッドブラインド
フレームタイプ取付け(ページ内の動画をご参照ください)
 (細いピンを用いてフレームを壁に固定し、フレームにブラインド取付金具を固定する方法です)

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この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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