カーテンのひだに注目して快適に!ひだの特徴から選ぶときのポイントをご紹介

カーテンを選ぶとき、生地の柄・色や機能性で選ぶことは多いと思いますが、カーテンの「ひだ」に注目することも重要なポイントです。ひだには「1.5倍ひだ」や「2倍ひだ」「フラット」などの様々な種類がありますが、適切なひだを選ぶことでイメージする理想の部屋にグッと近づくことも。

でも、いざ選ぶと言ってもひだの種類や違いも分からなかったり、どのひだが自分のイメージする部屋に合うのか分からない方も多いと思います。そこで、

ひだの種類や特徴は?
ひだの選び方のポイントは?
自分の部屋に合うひだはどれ?

とお困りのあなたへインテリア通販サイト「Re:HOME(リホーム)」が、カーテンのひだの特徴や違い、選びかたのポイントまで解説します。

弊社がおすすめする、ひだが選べるオーダーカーテンもご紹介するので、自分のイメージする部屋に合ったひだを見つける参考にしてみてくださいね。

カーテンのひだの役割

difference

では、カーテンのひだの役割とは何でしょうか?普段はなかなかカーテンのひだを意識することは少ないかと思いますが、ひだはカーテンを見た目にも機能的にも魅力的で、使いやすくする役割を担っています。3つのひだの役割についてみていきましょう。

開閉しやすくするため

カーテンのひだを取ると自然にカーテンに山と谷のドレープができることが分かると思います。このドレープによって、窓の端によせたときにもカーテンの生地がスムーズに折り畳みやすくきれいにまとまるカーテンに。

ヒダのないただの布1枚が吊られている状況と比べると、開閉もしやすく便利に使うことができます。

見た目を美しくするため

カーテンのひだを同じ間隔で取っていくと、同様にカーテン全体に規則正しくドレープも形成されます。このドレープがあることによって、カーテンの開閉どちらの場合も、規則正しく並んだドレープによって見た目も美しくなることに。

遮光性や保温性を高めるため

カーテンのひだがあることで機能面でも効果的に働いてくれるため、室内を快適な環境にできます。ドレープができることで、ドレープカーテンとレースカーテンとの間に大きな空気層が作られ、保湿性もアップ。

また、ひだの多いカーテンを選ぶとその分、使われる生地の量が多くなるため、より外からの光もブロックでき、遮光効果も高めてくれます。

2倍ひだと1.5倍ひだの違い

カーテンのひだは、フック部分の上部をつまんでナミナミの形が作られています。生地を使う量が増えれば増えるほど、見た目も豪華になる作りです。

カーテンのひだには、2倍や1.5倍などの種類がありますが、この「倍」というのはカーテンの仕上がりの幅に対して使う生地の幅を表しています。

ここからは、2倍ひだと1.5倍ひだの違いやそれぞれのメリットやデメリットについてご紹介します。

2倍ひだ

2倍ひだは、生地の幅が窓の幅に対して2倍になるように作られたものを言います。

例えば、100cmのカーテンを作りたい場合、100cm×2cm=約200cmの生地を使うということになりますが、これは仕上がりの幅100cmに対して200cmの生地を使って作るという意味で、最終的な仕上がり幅は100cmの仕上がりになります。

2倍ひだのメリットとデメリット

2倍ヒダのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • ゆったりと美しいドレープラインで高級感を演出できる
  • 生地の重なりが多いため外から見えにくくプライバシーも守りやすくなる
  • 生地を多く使う分保湿性や遮光性の効果も高められる


2倍ひだは1.5倍ひだと比べると、カーテンを使う生地の量が多い分、自然と深みのあるドレープが形成され、見た目もゆったりとした高級感ある空間を演出。そのためリビング、応接間など外からのお客様を迎えたり、人が多く訪れてくつろぐ部屋におすすめです。

また、機能性の面でも生地の量が多くなるので保湿性や遮光性の効果がアップ。プライバシーや適切な室温も保たれやすくなるため、快適な部屋作りにも役立ちます。

デメリット

  • 生地と生地とのつなぎ目が生じやすいのでカーテンの柄が見えにくくなる
  • 束ねたときのボリュームが多いので重たい印象を与える
  • カーテンが重くなり、洗濯の際に負担がかかりやすい


カーテンの生地を使う量が多い分、メリットと反対のデメリットもでてきてしまいます。

ドレープラインが深くなるので、大きな柄を生かしたいカーテンの場合は柄が見えづらくなってしまいます。ボリュームも多く見えてしまうので、ゴージャスな雰囲気になる反面、重たい印象を与えてしまう場合も。

また、カーテンの重量もあるので、家で洗濯を行う場合は取り外したり、持ち運びの際に負担がかかってしまったりする場合もあります。

1.5倍ひだ

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1.5倍ひだは、生地の幅が窓の幅に対して1.5倍になるように作られたものを言います。

例えば、100cmのカーテンを作りたい場合、2倍ひだのときと同様、100cm×1.5cm=約150cmの生地を使うということになりますが、これは仕上がりの幅100cmに対して150cmの生地を使って作るという意味で、最終的な仕上がり幅は100cmの仕上がりになります。

1.5倍ひだのメリットとデメリット

1.5倍ひだのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • ドレープが深すぎず、ボリュームも少ないのですっきりとした窓辺になる
  • 使う生地の量が少ない分カーテン全体の柄が見えやすくなる
  • どんな部屋のテイストやインテリアにも合わせやすい


2倍ひだに比べると、カーテンの生地を使う量が少なくなる分、束ねたときもボリュームも抑えられるのですっきりとした印象に。カーテン全体の柄も見えやすくなるので、デザインを生かしたいカーテンを使う場合におすすめです。

また、カーテンのドレープラインも強く主張しすぎないので、どのような部屋のテイストやインテリアにも合わせやすく、コーディネートしやすいのが特徴。子供部屋やリラックスしたい寝室などにおすすめです。

デメリット

  • ゆったりとしたドレープラインがでないので高級感を感じにくい
  • 使う生地の量が少ない分、保湿性や遮光性が低くなる


1.5倍ひだのデメリットは、2倍ヒダに比べて使う生地の量が少なくなる分、深めのドレープラインもでないので、高級感ある印象を与えにくくなってしまいます。

また、機能性でも使うカーテンの生地の量が少ないため、保湿性や遮光性の効果が下がってしまうデメリットも。

ひだなしのフラットカーテンの特徴

Finnish style

あえて、ひだを取らずすっきりと見せてくれる「フラットカーテン」特徴としては以下の通りです。

  • 部屋全体をすっきりと軽やかな印象にしてくれる
  • カーテン生地の自然なドレープを楽しむことができる
  • フラットな仕上がりなのでカーテンの柄も存分に楽しめる
  • ドレープの大きさを調節してオーダーできる

フラットカーテンはその名の通り、ヒダ山がなくフラットな生地のカーテンに仕上がるため、そのままカーテンの柄や自然なドレープのラインを楽しめます。

ひだがない分、部屋全体も軽やかですっきりとした印象に。また、カーテンレールの幅に対してどれだけゆとりを持たせて作るのか、ドレープの大きさを調整できるのも魅力です。

フラットカーテンとヒダありカーテンとの違いを分かりやすくするため、簡単な比較表も作ったので参考にしてみてくださいね。

フラットカーテン
生地の量 少ない
価格(相場) 安い
ウェーブ ゆるやか
印象 ラフ、カジュアル
Flat curtain
平らですっきりと見えるフラットカーテン。学校や病院で見慣れたものとは違って、なんだかちょっと珍しいと思いませんか? レールからすとんと落ち...

ひだを選ぶときのポイント

ひだを選ぶポイントについて以下の2点を見ていきましょう。

どんなお部屋の雰囲気にしたいか

当たり前のことかもしれませんが、まずは自分が理想とする部屋や暮らし方の具体的なイメージをすることが重要なポイントです。

2倍ヒダにおすすめのイメージ

  • エレガントでゴージャスな雰囲気
  • 重厚感が感じられるクラシカルな雰囲気

2倍ヒダのイメージは、深いドレープラインを生かせるような部屋のイメージにぴったり。おしゃれ度をアップさせたい部屋にもおすすめです。

1.5倍ヒダにおすすめのイメージ

  • ラフでナチュラルな雰囲気
  • リゾート風なリラックスできる雰囲気

どんな部屋のテイストにも、合わせやすいのが1.5倍ヒダの魅力。飾らず日常的にリラックスできる空間を作りたいときにおすすめです。

フラットカーテンにおすすめのイメージ

  • スタイリッシュでスマートな雰囲気
  • シンプルですっきりとした雰囲気

ひだがない分、シンプルでありのままのナチュラルな印象を与えてくれます。シンプルで普段からあまり物を持ち歩かないミニマリストの方にもおすすめです。

このように、ヒダの種類によって部屋のイメージは大きく変わってくるため、自分がイメージする部屋に合ったヒダの種類を選ぶようにしましょう。

束ねたときのイメージ

もう一つ押さえておきたいポイントが、カーテンを束ねたときのイメージです。カーテンは開けたときと閉めたときでも印象が異なってきます。

それぞれ以下のような特徴が、

  • ひだありのカーテン:カーテンを端によせたときにドレープに沿ってすっきりと収まる
  • フラットカーテン:カーテンを端によせたときに少しふんわりとした印象になる

部屋の窓の環境もありますが、ご自身の部屋にある窓の幅が狭かったり、窓の横のスペースが狭かったりする場合は、圧迫感を与えないためにもヒダありのカーテンを選ぶのがおすすめです。

逆に窓の幅が大きい、窓の横のスペースに余裕がある場合は、フラットカーテンを選んでみるのもよいでしょう。

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ひだが選べる、オーダーカーテンはリホームがオススメ

Re:HOME

インテリア通販サイト「Re:HOME(リホーム)」は、2012年9月に福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまに”もっと楽しく”を届ける」をモットーに掲げ、おしゃれを追求した高機能な商品や2倍、1.5倍、フラットの3種類から選べるヒダの商品も取り揃えています。

オーダー遮光カーテン

リホームの「オーダー遮光カーテン」

  • オーダー遮光カーテンは以下の8シリーズ。

は、全100柄・113カラーからご自身のお好みのものを選べるドレープカーテン。注文時に横幅の計算も不要なためオーダーも簡単にできます。

リホームでは、フラットカーテンのことを「フィンランドスタイル」、ヒダありカーテンのことを「ジャパンスタイル」とそれぞれ呼んでいます。おしゃれと機能性を追求する北欧スタイルを取り入れ、ほとんどが標準仕様に対応。

リホームで取り揃えているひだの種類は以下の3種類です。

  • 1.0倍(フラット)|スッキリフラット
  • 1.5倍|スタンダードウェーブ
  • 2倍|リッチウェーブ

ご自身が理想とする部屋のイメージに合わせて、特にそこまでこだわりがない場合は1.5倍のヒダ。

「シンプルにしたい」「カーテンの柄を楽しみたい」場合は1.0倍のヒダ(フラット)を。

「高級感やゴージャスな雰囲気がほしい」「存在感がほしい」場合は2倍のヒダを選ぶのがおすすめです。

1級遮光 sopo(ソポ)

Sopo

シンプルかつ洗練された豊富なカラーバリエーションが揃うカーテン。どんなテイストの部屋にも合わせやすいので、ヒダの種類とも合わせて理想的な部屋を作るのに役立ちます。99.99%以上の1級遮光カーテンで遮光性も抜群。

1級遮光 sopo(ソポ)を詳しく見る

1級遮光 Luonto(ルオント)

Luonto

当店取り扱いのカーテン生地の中でも最高の断熱率を誇るカーテン。北欧の空気感をまとうカラーと綿ライクな風合いで、高級感あふれる部屋から飾らないナチュラルな部屋まで幅広いテイストの部屋を演出できます。

1級遮光 Luonto(ルオント)を詳しく見る

カーテンのひだにもこだわってお部屋の雰囲気をもっとおしゃれに

natural and bright

カーテンを選ぶ際は、色や柄だけでなくヒダにもこだわることで、おしゃれ度をアップさせてなりたい部屋のイメージにも近づくことができます。

リホームの「オーダー遮光カーテン」は、なりたい部屋のイメージに合わせて、2倍、1.5倍、1.0倍(フラット)の3種類のヒダから選ぶことができるのが魅力。以下の選ぶポイントも押さえながら、今の部屋よりもおしゃれ度をアップさせてみましょう。

  • なりたい部屋のイメージをあらかじめ作る
  • それぞれのヒダの特徴を押さえた上で部屋のイメージに合うヒダを選ぶ
  • カーテンを閉めたときだけでなく、束ねたときのイメージも持ってヒダを選ぶ

以上も踏まえ、ひだにも注目しながらご自身にぴったりなカーテンを見つける参考にしてみてくださいね。

rehome
この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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