カーテン生地があれば手作りできる?遮光性は?選び方や簡単な作り方をご紹介

カーテンは、お部屋の印象を大きく変える大切なインテリアのひとつ。費用をあまりかけたくない場合や、イメージに合うカーテンが見つからない場合には、手作りするのも一つの方法です。おしゃれな北欧柄の生地、カフェの雰囲気を楽しめるリネン生地などを用意して、ハンドメイドにチャレンジしてみては?

カーテン生地の選び方や、初心者にもおすすめの簡単な作り方をご紹介します。

カーテンやレースカーテンは手作りできる?

一般的なカーテンもハンドメイドできますが、上部にヒダのないフラットカーテンやカフェカーテンなら初心者でも挑戦しやすいでしょう。縫製済みのカーテン生地を必要な分だけ購入して作るのもよいですし、はぎれを集めて作るのも素敵ですね。

カーテン生地は通販でも購入できる

カーテン生地は、店舗でも通販でも購入できます。1m単位で切り売りしているショップが多いため、サイズを確認してからオーダーしましょう。

1mで1,000~3,000円程度のカーテン生地が多いですが、ヨーロッパなど海外からの輸入生地なら10,000円を超えるものも。レースカーテン生地の相場は、1,000~2,500円程度です。

Re:HOMEでも、遮光性の高いフィンランドデザインの生地を2mから、1m単位で購入できます。幅は150cm、1mごとに2,851円(税込)です。

1級遮光生地【フィンランドデザイン】

はぎれがあればカフェカーテンが作れる

カーテン生地がなくても、はぎれがあればカフェカーテンが作れます。遮光や断熱、防音、防炎などの効果は薄れますが、お部屋がおしゃれになりますよ。小窓など既成のカーテンではサイズが合わない窓にもおすすめです。

 

カーテン生地の選び方

カーテンを手作りするときには、生地選びは大切なポイント。カーテンにはお部屋をおしゃれに彩るだけでなく、光を遮りプライバシーを守るという重要な役割があるからです。失敗しないカーテン生地の選び方をお伝えします。

遮光

カーテンに光を遮る効果を期待するなら、遮光性の高い生地を選びましょう。窓の近くに外灯があっても光を通すことなく眠ることができます。また、日中の日差しから家具の日焼けを防ぐ効果や、すき間風を防ぎ室内の温度を保つ効果、外からの視線を遮りプライバシーを守る効果などもあります。

サイズ

カーテンを手作りする際、生地のサイズは厳密に決まっていません。ゆったりと見せたいかシンプルに見せたいかなどによっても、サイズは変わります。

目安となるサイズをお伝えしますので、参考にしてくださいね。

フラットカーテン カーテンレールの幅÷2×1.2~1.5(1枚分) カーテンレールから窓枠の下部までの長さ+縫い代10cm+欲しいゆとり
カフェカーテン(突っ張り棒タイプ) 窓枠の幅×1.1~1.5cm 窓枠の丈+縫い代12cm
カフェカーテン(クリップタイプ) 窓枠の幅×1.1~1.5cm 窓枠の丈の長さ
ヒダのあるカーテン カーテンレールの幅÷2+ヒダ1つにつき8cm(1枚分) カーテンレールから窓枠の下部までの長さ+縫い代15~20cm

 

素材

カーテンに適した素材には、大きく分けて天然繊維と化学繊維の2種類があります。綿や麻などの天然繊維はナチュラルな風合いが魅力、一方ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は遮光や防炎のような加工がしやすいという特徴があります。

色・デザイン

カーテンの色やデザインによってお部屋のイメージががらりと変わるため、好みのもの、他のインテリアに合うものを選びましょう。

無地なら壁や床の色、他のインテリアと色を合わせると統一感が出ます。

柄物なら、北欧デザインやハワイアンプリントなどお部屋のテイストに合わせて選びましょう。柄によって、お部屋の雰囲気ががらりと変わることも。

また、レースカーテンにはジャガード織やトルコ刺繍を選ぶと、クラシカルで上品なイメージのお部屋になりますよ。

厚み

カーテン生地の厚みは、遮光性を大きく左右します。厚みのある生地なら、遮光や防寒に期待できるでしょう。反対にお部屋を明るく見せたいなど光を通したい場合は、薄い生地がおすすめです。

その他の機能性

遮光性や断熱性、UVカット、防炎、防音などのさまざまな機能を持つ生地があります。カーテンをつける部屋や用途に必要な機能を持つ生地を選ぶことで、より快適に毎日を過ごすことができるでしょう。

 

生地を選ぼう!素材の特徴をチェック

カーテンに風合いやおしゃれな雰囲気を求めるのか、丈夫さを求めるのか、あるいは遮光や防音のような機能性を求めるのかによって、素材選びは変わります。それぞれのメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

綿(コットン)

カーテンに限らず衣類にも多く使用されている綿(コットン)には、以下のような特徴があります。

<メリット>

・やさしい風合いが感じられる

・丈夫

・肌触りがやわらかい

・静電気の発生が少ない

<デメリット>

・毛羽立ちやすい

・カビが発生しやすい

・日差しで色が変わりやすい

麻(リネン)

さらっとした触り心地が人気の麻(リネン)には、以下のような特徴があります。

<メリット>

・ナチュラルな風合いが感じられる

・速乾性が高い

・丈夫

・通気性がよい

・静電気の発生が少ない

<デメリット>

・洗濯すると縮みやすい

・シワになりやすい

コットンリネン

綿と麻2つの素材を混ぜたコットンリネンの特徴は、以下の通りです。

<メリット>

・麻よりもやわらかい

・麻よりもシワになりにくく型崩れしにくい

・使うほどになじむ

<デメリット>

・混ぜる割合によって特徴が変わる

 

綿と麻、どちらの特徴を活かしたいかを考慮して選ぶとよいですね。

ポリエステル

石油から作られた化学繊維であるポリエステルには、以下のような特徴があります。

<メリット>

・耐久性にすぐれている

・丈夫で長持ちする

・シワになりにくい

・お手入れがしやすい

<デメリット>

・静電気を溜めやすい

・吸湿性が悪い

ナイロン

衣類やインテリアに使われることの多いナイロンの特徴は、以下の通りです。

<メリット>

・摩耗に強い

・型崩れしにくい

・カビや虫に強い

<デメリット>

・静電気を溜めやすい

・価格がやや高め

 

初心者におすすめのカーテンの作り方

カーテンを手作りするなら、ヒダのある一般的なカーテンよりもカーテンテープを使ったフラットカーテンが簡単でおすすめです。

 

(1)生地の両端を1cm幅の三つ折りにし、アイロンでしっかり折り目をつける。

(2)生地の上部を1cm折り込み、アイロンで折り目をつける。

(3)両端の折り目を挟むようにカーテンテープをセットする。

(4)カーテンテープの上下を縫いつける。

(5)生地の両端を縫う。

(6)生地の裾を10cm折り込み縫う。

 

初心者が縫いやすいのは、綿か麻です。手縫いでも可能ですが、ミシンがあると便利でしょう。

 

ミシンがなくてもOK!カフェカーテンの作り方

カフェカーテンなら、生地の上部に突っ張り棒を通すための輪っかを作るだけで完成します。

 

(1)上部1cmを折り、アイロンで折り目をつける。

(2)さらに6~7cmの折り目をつける。

(3)折り目の下部を縫いつける。

 

はぎれがたくさんある場合は、それぞれをパズルのように組み合わせて縫い合わせます。そして、100均でも購入できるカーテンクリップで挟むだけで簡単にできあがります。

 

カーテン生地をリメイクしてタッセルを作ろう

余ったカーテン生地もしくは古いカーテン生地を利用してタッセルをリメイクするのもおすすめです。

 

筒状に縫い合わせた生地の両端に、輪っか状にした紐を縫いつければハンドメイドのタッセルが完成します。

 

おしゃれな北欧柄のカーテンが人気

カーテン生地は、おしゃれな北欧柄が人気です。北欧デザインには自然がモチーフのものが多く、あたたかみが感じられます。シンプルな部屋をさりげなくオシャレに彩ります。

 

おすすめの生地を使ったRe:HOMEのカーテン4選

カーテンの生地にこだわりたい方へ、Re:HOMEのおすすめのカーテンをご紹介します。それぞれの生地のこだわりポイントに注目してくださいね。

ルオント

「ルオント」とは、フィンランド語で「自然」を意味する言葉です。ナチュラルな風合いを感じさせてくれる綿ライクな最高級生地で作られた遮光カーテンです。

Suunta3コットン

「北欧デザイン×こだわりの天然素材」のおしゃれなカーテンです。静電気が起きにくい生地のため、埃がつきにくいのもポイント。赤ちゃんがいるなどアレルギーが気になる家庭におすすめです。

 

エコシリーズ・リネンリネン

リネン(麻)15%を織り込んだやさしい風合いのレースカーテンです。一般的なレースカーテンよりもさらりとした触り心地でお部屋をさわやかな印象にします。

エコシリーズ・リネンリネンのページはコチラ

エコシリーズ・リネンミックス

綿麻ミックスでナチュラル感たっぷりのレースカーテンです。UVカット77%と機能性も十分。目隠し効果のあるミラーレースカーテンなので、プライバシーも守れます。

エコシリーズ・リネンミックスのページはコチラ

お気に入りのカーテン生地でハンドメイドを楽しもう

 

カーテン生地は、色やデザインだけでなく、素材や遮光性などの機能も考えて選ぶことが大切です。自宅で過ごす時間をより快適なものにするためにも、部屋にぴったりなカーテン生地を選びましょう。

 

 

rehome
この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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