木製ブラインド(ウッドブラインド)が世界中で人気な『10』の理由

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「窓の日よけ・目隠しに何を取り付けよう?」

そう悩んでいる人がいるかと思います。

また、

「窓といえばカーテンでしょ?」

と思い込んでいる人も多いのでは?

窓からの日差し・視線を遮りつつ、ときには風を通したり屋内の温度を調節したりできる窓まわり商品。たとえば「ブラインド」「カーテン」「ロールスクリーン」などがあります。

ここでは、そのなかでも世界で愛されている「ウッドブラインド」について、10個の魅力をご紹介!読み終えたころのあなたは、きっとウッドブラインドが欲しくなることでしょう!

天然木で部屋のおしゃれ度アップ

Fashionable

イタリアのベニスから生まれ、ベネチアンブラインドとも呼ばれる木製のブラインド「ウッドブラインド」。部屋のオシャレをグレードアップさせるために欠かせないアイテムとして、ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリアなど世界中で広く愛されています。

ウッドブラインドは、オシャレな木目・色が豊富で木のぬくもりや嫌みのないセンスの高さが魅力。高級なイメージで憧れを感じる人も増えてきています。友人があなたの部屋でウッドブラインドを見たとき、その雰囲気と高級感に圧倒されるかも!

ネット通販を利用する人が増えてきた現在の日本。そこで購入した比較的安価なウッドブラインドを、DIYで取り付ける人が増えてきました!

高級感やドリーム感があれど、手軽にインテリアとして使えるのがウッドブラインドなんです^^

天然木ならではの素材感がうれしい

天然木で作られたウッドブラインドは、同じ木目のものがありません。

天然木とは、人工的に加工をしていない自然の木のことです。使えばつかうほど味わい深くなり、接着剤などを使わないため有害物質が発生せず安全な木材。とてもエコで地球にやさしい素材なんですよ。

アンティーク家具も、年を重ねるごとに変化していく古いものが大変高価になったりします。これは、人工的に完全に再現できない変化を起こすため。「ダメージ感」がむしろ高評価を得えています。

それと同様、天然木のウッドブラインドも飽きることなく楽しめるアイテム!特に、使用感・ヴィンテージ感のあるものが人気です。

お気に入りのジーンズや、使い込まれた愛着のあるタオルケットのように、ウッドブラインドもまた、長い年月をかけて住宅になじんでいくものなのかもしれません。

リラックスさせてくれる

relax

木は呼吸をするといわれいます。湿度が高いときは水分を吸収し、低いときは貯めていた水分を放出。この調湿作用で屋内を快適にする効果が、世界的に認められています。

ウッドブラインドもふくめ、木製の家具(机・イスなど)を部屋にたくさん置くと、湿度が適度に調節されて住み心地快適に!さらに、木にはリラックス効果があり、心にゆとりと穏やかさを与えてくれます。

わたしは、ドイツ「ハイムテキスタイル」という世界最大のインテリア展示会で、世界のトレンドや潮流を調査してきました。

都市への集中化により、ストレスフルな生活が広まっている今の日本や海外。オフィシャルな仕事場から帰宅したあと、プライベートな時間を過ごすのは自分の家ですよね。

そこには、やすらぎ・癒やし・リラックスしながら過ごす家族とのしあわせな空間づくりが求められています。

壁のなかで大きな面積を占め、無意識に目に入る窓まわり商品。そこへウッドブラインドを置けば、リラックス効果が大いに期待できるでしょう!

北欧のデンマークでは、「ヒュッゲ」といわれる家族や友達とのまったりした時間を大事にしようという文化が、人間の生き方の本質として世界中から注目されてきています。そのような潮流も、ウッドブラインドが世界中で人気を博してきている背景なのではないでしょうか。

断熱性に優れている

窓は、家の中の熱が1番逃げやすい場所。快適な屋内の温度を保つためには、窓ガラス・サッシ・ブラインドなどの窓まわり商品に着目する必要があります。

木は細胞間に空気を含んでおり、熱・寒さを伝えにくい性質に優れています。冷たい空気に触れても、アルミやコンクリートより暖かい!断熱材のような効果が期待できる素材なんです。

窓の近くにいたときに、ひんやりとした寒さを感じたことはありませんか?特に、結露がつきやすいアルミのサッシは、冬にとても冷たさを感じます。これは、アルミに熱を伝えやすい性質があるため。逆にいえば寒さも伝えてしまうんです。

これがウッドブラインドを使っていれば!木の特性を活かして、夏は暑くなりにくく冬は寒くなりにくい空間づくりが可能です。

寝室にも使える遮光性がある

太陽の光をさえぎる「遮光性」。夏の直射日光による室内温度の上昇を防ぎ、冷房が効率良く使えるというエコなメリットがあります。

「遮光カーテン」とはよく聞きますが、実はウッドブラインドにも同じ性質が!どちらもほとんど光を通さず、むしろ遮光カーテンの場合は生地の種類によって微妙に光を通してしまうものもあります。

ウッドブラインドの遮光性は「天然もの」。遮光カーテンのように原料を石油としたポリエステル素材を使わず、無加工の木の特性のみで光をさえぎります。

ただ、あまりに薄い木やスカスカの木を使っていると遮光性の効果も減。激安で販売元もわからないものではなく、きちんとしたメーカーのものを選ぶことが優れた遮光性を手に入れるポイントです。

取り付ける窓の方角をチェック

ウッドブラインドは、スラット(羽根)を閉めた状態でも少しのすき間から光が漏れてしまいます。また、カーテンにもいえることですが、完全に窓を覆い尽くすのは難しいため窓の上部・側部からの光漏れも防ぎにくくなっています。

つまり、窓の方角や採光状態によってはウッドブラインドでも100%光がさえぎられないということ。「朝日が苦手だからぜったいに光を入れたくない!」という人は、寝室にウッドブラインドを取り付けても遮光性が不十分になってしまことがあるんです。

朝の太陽の光は東の低い位置から差し込むので、東・南側の窓はまぶしくなります。一方、西・北側の窓はあまりまぶしさを感じず、東・南側の窓でも隣にある建物や木の条件によっては光が差し込みにくくなります。

ウッドブラインドは、この状態を判断してからベストな場所に取り付けると良いでしょう!

世界では遮光する発想がほとんどない

実はヨーロッパでは、生活空間に光を取り込むことが大事であり、遮光するという発想はほとんどありません。特に北欧は自然の光を大切にしており、窓にカーテンすら掛けていない家ばかりです。

プライベートに関してオープンな雰囲気は、日本人からすると理解しづらいかもしれませんよね。でも、北欧では、朝は太陽に起こしてもらい昼は明るさの中ではたらく。夕方は家族と団欒して夜は暗くなって自然に寝る。人間として、昔から行ってきた自然に頼る生活を送れることが幸せだと考えています。

これからの日本人の価値観。人工(電球やLEDなど)の光で目を覚まし、その中で一日中を過ごすのが本当に幸せなのかを考え直すタイミングがきています。日本のすばらしい木の文化を取り戻せるように!

朝日って、からだの自律神経を整える効果があるといわれていますよね。わたしは、100%光をさえぎることで何か大切なものが無くなっていないかを考え、人間にとって「本当に好きなものに囲まれる生活」を豊かにすることを重視すべきだと思います。

エコ&環境にやさしい

木は、加工時に炭酸ガス放散量がとても少なく、地球温暖化の原因を減らしてくれます。また、使えなくなった木材(廃材)はリサイクルにて焼却され、いずれ土にかえります。

一方、ポリエステルやプラスチックなどの合成樹脂は土にかえりません。今は環境にやさしい製品もありますが、燃やせばダイオキシンという有害な物質を発生させる可能性があります。

北欧の人を見ていると、環境に対する意識が非常に高く感じます。モノを買うときに自分のメリットだけを考えるのではなく、自然に対してどんな負荷があるか考える余裕があるんです。

わたしたちの住む日本も、昔からキレイな緑・水のある自然と共に生きてきました。小さな国土にたくさんの人数で暮らしているので、一人ひとりが環境のことを考えるようになると昔よりもっと素晴らしい環境の社会になると思います。

ウッドブラインドや無垢の家具の持つ自然の声。人工のものには出せない「愛着」「ぬくもり」の魅力を、それとなくわたしたちに暖かく語りかけてくるような気がします。

イヤな音をやさしく和らげてくれる

木は、音をやさしく軽減してくれます。

たとえば、

  • 木造の家の中
  • 鉄筋コンクリートの建物の中

ここから聞こえてくる外の音を想像してみてください。

音は振動。コンクリート・鉄はその振動を伝えるので、耳障りで嫌な音をダイレクトに伝えます。その結果、厚い壁で音を完全にシャットアウトしようと設計してしまいます。

一方、木は音を吸収する性質(吸音)を持っているので、外の音を適度に心地良いものへと変えてくれます。くわえて、それが自然なものだということにも注目!

ウッドブラインドも、森に生えている木から作られている製品です。自然の木によって音をやわらげられ、あなたの耳や心が守られていると思うと、なんだか愛着がわいてきませんか?

明るさ調整のプロ

これが、ウッドブラインドの1番人気な理由だといえるでしょう!

ウッドブラインドのスラット(羽根)はほぼ180度に回転でき、角度を調整しながら光の量が変えられます(調光)。

差し込む光とスラットのピタリと角度を合わせれば、太陽光がダイレクトに室内へ。その角度を少しずつずらすことで、いま部屋に欲しい光の量を繊細に調節できるんです!

太陽の光は、季節・時間帯によって差し込む光の量や角度がちがいます。カーテンのある家は、日中遮光カーテンを開けてレースカーテンのみ敷き光の量を調節しているのではないでしょうか。

でも、ウッドブラインドほどの調光は不可。あなたの望む光の量を部屋に入れてくれるのって、ウッドブラインドの大きなメリットなんです!実際に使ってみるととても重宝しますよ。

外の視線を気にせず安心して暮らせる

太陽の光だけでなく、外からの視線もシャットアウトしてくれるウッドブラインド。この仕組みを知っておくととても便利です。

光は斜め上から差し込むのに対し、人の視線は真横または斜め下から。つまり、斜め上からの光を取り込むためにスラットの角度を斜め上にすると、真横や斜め下からの視線が完全にカットできるんです。

ウッドブラインドが手元に届いたら、スラットを少し開閉してみると、「あ、こういうことか!」と納得できるかと。光と視線のことを知っていると、ウッドブラインドの使い方に幅が出てくるかもしれません。

いろんなカスタマイズができる

モノは使うと古くなるし、傷もつきます。でも、その古さも味わいとなるのが天然木の良いところ!ウッドブラインドも、いろんなアレンジをして楽しみながら使っていけるアイテムなんです。

最近、ブラインドには電動タイプがありますが、ウッドブラインドの構造は極めて単純。自分でスラットを抜いて長さを調整したり、コードの長さを調整したりも簡単です。

よりヴィンテージ感を出したい人は、自分でダメージ加工の塗料を噴霧してヤスリで擦っています。

天然木であるウッドブラインドは、もともと1つとして同じ木目のものはありません。それだけでも世界に1つだけのオリジナル商品といえるのですが、さらに手間ひまかけて自分でカスタマイズを楽しむことで、なおさら愛着のわくものがGETできるんです。

これであなたもウッドブラインド通!

今回はなんだかウッドブラインドについて語ってしまいましたね。でも、まったく語り足りません!ほかにも、お手入れがしやすく道具を使えばキレイ&長持ちできる利点などがあり、大変多くの魅力があるんです。

おしゃれで高級感があるのに、温かくリラックスした生活を実現してくれるなんだか身近な存在のウッドブラインド。なんだか身近な存在。おすすめせずにはいられないインテリアのマストアイテムです!

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この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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