断熱カーテンに変えるだけで省エネになる?断熱効果と選び方を解説

「帰ってきてエアコンをつけてもすぐに涼しく(暖かく)ならない」「真夏や真冬は光熱費が高くなる」「冬は寒くてなかなか布団から出られない」といったお悩みはありませんか?

もしかしたら、今のカーテンを断熱カーテンに変えるだけで、そのお悩みを解決できるかもしれません。

断熱カーテンの効果と選び方、そしておすすめの商品について詳しくお伝えします。

夏は涼しく冬は暖かい断熱カーテン

断熱カーテンとは、部屋の冷気や暖気が窓から逃げないよう遮断してくれるカーテンのこと。夏はエアコンの冷気を、冬はエアコンやヒーターの暖気を外へ逃さないため、一年を通して部屋を快適に保ってくれます。

特に冬は、部屋の暖気の約50%が窓から逃げてしまうため注意が必要です。カーテンによる断熱効果がなければ、エアコンをつけてもなかなか部屋が暖まらないことも。

Re:HOMEの断熱カーテンの特長は、なんといっても約22,000万本の極細繊維で織られた高密度な生地。その繊維の密度が高い断熱性をキープする鍵といえます。

遮熱・防寒・保温カーテンとの違い

「断熱カーテン」は、「遮熱カーテン」や「防寒カーテン」「保温カーテン」と響きがよく似ていますが、それぞれの言葉が持つ意味合いは異なります。遮熱カーテンは、外からの光を反射することで室温の急激な上昇を防ぎます。主に夏の暑さ対策として活躍するでしょう。

防寒カーテンとは、部屋を寒さから守るためにつくられたカーテンのことです。主に冬の寒さ対策として使用されます。保温カーテンは、部屋を快適な室温に保つカーテンの総称です。断熱・遮熱・防寒カーテンは保温カーテンの一種といえるでしょう。

断熱カーテンに期待できる効果

断熱カーテンには、住まいをいっそう居心地のよい空間にできる効果がたくさんあります。今のカーテンを断熱カーテンに変えようか迷っている方は、ぜひそれぞれの効果をチェックしてみてくださいね。

保温

断熱カーテンは部屋の暖気が窓から逃げないように遮断すると同時に、外からの冷気が入ってこないよう遮断する役割もあります。

冬もカーテンが保温してくれるため、夜の間に室内が冷え切ってしまうことを防いでくれます。

遮光

高密度な生地でつくられた断熱カーテンには、遮光効果も期待できます。遮光率99.99%以上を誇る遮光1級のカーテンなら、太陽光だけでなく紫外線もカット。家具や床の日焼けを防げます。夜は街灯の光を遮断してくれるため、安眠効果も期待できますよ。

光熱費の節約

断熱カーテンを使うことでエアコンの効きが良くなるため、光熱費の節約にもなるでしょう。断熱性が約57%のカーテンなら、電気代にして年間2,000円ほど省エネになるといわれています。

防音・遮音

断熱カーテンには厚みのある生地や特殊な製法で織られた生地が使われているため、防音・遮音効果も期待できます。

普通のカーテンよりも、子どもの声やペットの鳴き声が外に漏れずに済むでしょう。通行人の足音や車の音といった騒音も抑えられます。

防炎

断熱カーテンの中には、防炎機能が備わっているものもあります。防炎加工されたカーテンは火が燃え広がりにくいため、いざというときにも安心です。

すべての断熱カーテンに防炎機能が備わっているわけではないため、表示をよく確認してから購入してくださいね。

結露予防

冬は室内と外との温度差から、窓に結露が発生します。結露はカビの原因になるため、予防したいですよね。

断熱カーテンがあれば、部屋の暖かい空気が冷たい窓に触れないようブロックしてくれるため、結露対策にもなります。結露が発生する度に窓を拭く手間が省けますよ。

断熱レースカーテンとの二重使いもおすすめ

目隠しやUVカットのために使用されることが多いレースカーテンですが、断熱性に優れたレースカーテンもあります。

リビングなど日中はカーテンを開けて過ごしたい部屋には、断熱レースカーテンを選びましょう。光を取り込みながらも室内の暖気を逃がさないようにしてくれるため、急激な室温の変化を防ぐことができます。

断熱カーテンを二重にすることで、保温効果も省エネ効果もさらに上がりますよ。

断熱カーテンライナーを使って効率アップも

すきま風が気になる場合や暖房効率をさらに上げたい場合は、ビニール製の断熱カーテンライナーを使う方法も。

断熱カーテンライナーは、カーテンレールから窓とレースカーテンの間に取り付け、床に余るほどたっぷり垂らして使う商品です。

簡単にできて節電効果もアップしますが、一方で見栄えがよくなく抵抗のある人もいるかもしれません。人目に付きやすいリビングでの使用は避け、寝室など断熱性を高めたい部屋で使うとよいでしょう。

断熱カーテンを選ぶときの5つのポイント

断熱カーテンを選ぶ際に「断熱率57%」のように断熱効果の記載があるものを選ぶことは、とても大切です。とはいえ、断熱カーテンは断熱率だけで決めてしまうとサイズやデザインで後悔することもあります。失敗しないためのチェックポイントを確認しましょう。

ジャストサイズのサイズを選ぶ

窓の大きさと比べてカーテンが小さすぎると、断熱性は損なわれてしまいます。横幅はカーテンレールの固定ランナーの端から端までのサイズをきちんと測り、しっかりと覆えるサイズの断熱カーテンを用意しましょう。

また、カーテンの丈は床につくかつかないかくらいにするのがベスト。冷気はすきまから漏れるので、丈が短いと足元から冷えてしまいます。丈が長すぎると埃がついたり床をこすったりしてしまうため、やはりジャストサイズがおすすめです。オーダーカーテンなら1cm単位でカットしてもらえますよ。

▼カーテンサイズの測り方は、こちら。

失敗しない!【カーテン】窓タイプ別の正しい測り方とサイズの選び方

生地の素材で選ぶ

断熱性の高いドレープカーテンを選ぶなら、高密度で厚みのある生地がベスト。細かい繊維で織られた生地、あるいは二層・三層に重ねて織られた生地なら、すきまに空気を溜めて熱を遮断してくれます。

ポリエステルや綿は熱に強く丈夫なため、型崩れしにくいという特徴があります。時間が経っても断熱性をキープできるでしょう。実際に触って厚みや素材感を確かめたい場合は、生地サンプルを請求することをおすすめします。

カラーやデザインで選ぶ

夏には涼しく感じられるカラーやデザインを、冬には暖かく感じられるカラーやデザインを選ぶとよいでしょう。特に色からは心理的な影響を受けやすいため、より居心地のよい空間になるはずです。

夏と冬、それぞれにおすすめのデザインとカラーは、以下の通りです。

カラー デザイン
・ブルー

・ネイビー

・グリーン

・グレー

・ホワイト

・リーフ柄

・マリン柄

・ドット柄

・ストライプ柄

・ボタニカル柄

・雲柄

・オレンジ

・アイボリー

・ベージュ

・ブラウン

・イエロー

・レッド

・花柄

・チェック柄

・幾何学模様

・アニマル柄

 

部屋をおしゃれに印象付けたい場合は、北欧デザインがおすすめです。暑い季節には北欧の涼しい風を、寒い季節には癒やしとぬくもりが感じられ、オールシーズン使えます。

もちろん、無地でも涼しさや暖かさは感じられます。部屋に合うものを選んでくださいね。

洗えるかどうかで選ぶ

カーテンの機能をキープするには、清潔に保つことも大切です。汚れがついたままでは生地が傷み、穴が開いてしまうことも。そうなれば当然、断熱性も損なわれてしまいます。

洗濯機で丸洗いできるウォッシャブルタイプのカーテンが便利です。レースカーテンもドレープカーテンも、年に2回のペースで洗濯しましょう。

選択肢にはロールスクリーンも入れよう

断熱性に優れているのは、ドレープカーテンだけではありません。品質の高いロールスクリーンなら断熱効果も遮光効果も備わっており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。

重厚なドレープカーテンが部屋のイメージに合わない場合は、すっきりとした印象のロールスクリーンも選択肢に入れて選んでみてくださいね。

【部屋別】断熱カーテンの使い方

断熱カーテンはすべての部屋におすすめですが、長い時間を過ごす寝室やリビングに取り付けるとより高い効果を実感できるはずです。その他、出窓や吹き抜けでも断熱性が活かされます。

寝室/子ども部屋

https://www.rehome-japan.com/contents/style/finstyle/

夜の間に室温が大幅に変化すると、途中で目覚めてしまったり冬はなかなか布団から出られなかったりしますよね。断熱カーテンを使うことで室温の急激な変化が防げるため、安眠でき、気持ちよく目覚められるでしょう。

▼Re:HOMEのカーテンを子ども部屋に使った事例はこちら

「娘のお気に入り」フィンランドスタイルカーテン

窓の近くにベッドを置くため、すきま風がベッド下に逃げるよう床までとどく長さのドレープカーテンを使用したそうです。

リビング

https://www.rehome-japan.com/contents/style/wood-5/

リビングには、ベランダへと続く掃き出し窓があります。掃き出し窓は面積が広い分、冷気や暖気が逃げやすいのが特徴です。

▼Re:HOMEのカーテンをリビングに使った事例はこちら

ナチュラルな暮らしのインテリア~薪ストーブ生活を支えるアイテム

薪ストーブで暖まった状態を保てるよう、ダブルロールスクリーンを採用したそうです。暖炉はもちろん、ヒーターなど暖房器具近くで使うことを想定するなら、防炎機能がついたロールスクリーンがベスト。ドレープカーテンのように風で揺れにくいため、より安全性が高いといえますね。

出窓

https://www.rehome-japan.com/contents/style/dimming/

出窓はその形状上、外に出っ張っているため外気温の影響を受けやすいのが特徴です。部屋を快適な室温に保つためには、断熱カーテンが欠かせないでしょう。

▼Re:HOMEのカーテンを出窓に使った事例はこちら

部屋全体がやわらかくなる出窓に調光ロールスクリーン

冬はカーテンがないと寒々しく、夏は日差しで暑くなるためロールスクリーンを採用したそうです。出窓に観葉植物やインテリアを置いている場合、ドレープカーテンでは開閉の際に触れて落としてしまう可能性があるため、ロールスクリーンは使い勝手がよくおすすめですよ。

Re:HOMEのロールスクリーンの中には断熱性に優れた商品もあるので、ぜひチェックしてくださいね。

吹き抜け

https://www.rehome-japan.com/contents/style/roll-6/

吹き抜けのある家は開放感があるのが魅力ですが、広々としているため冷気や暖気が逃げやすいのがデメリット。寒さに耐えるよりも、間仕切りとして断熱性に優れたロールスクリーンを取り付けることをおすすめします。

▼Re:HOMEのカーテンを吹き抜けに使った事例はこちら

吹き抜けの間仕切りにロールスクリーン

ロールスクリーンのカラーを壁や天井に合わせると、よくマッチして違和感がありませんよね。必要のない季節は全開にできるため、吹き抜けの良さが失われないところがよいですね。

部屋を快適に保つためには玄関から対策

断熱カーテンが特に効果を発揮するのが、開閉の度に空気が出入りする玄関です。「家がなかなか涼しく(暖かく)ならない」「夏や冬は光熱費が高い」とお悩みの方は、まずは玄関に断熱カーテンを取り付けられるかどうかを確認してみてください。

玄関にはカーテンレールがありませんが、突っ張り棒を使って取り付けられるカーテンもあります。もちろん、ロールスクリーンとの相性も良いため、ご自宅に合うタイプを探してみてくださいね。

関連記事:【北欧】玄関カーテンは目隠しや防寒に最適!おすすめ商品を紹介!

Re:HOMEおすすめの最強断熱カーテン5選

Re:HOMEには、断熱性が高くおしゃれなカーテンが揃っています。ジャストサイズを購入できるのが、オーダーカーテンの魅力。高い断熱性と人気を誇るRe:HOMEの商品を5つ厳選してご紹介します。

Luontoシャンパン × 北欧ストライプ

https://www.rehome-japan.com/user_data/order_jpncurtain_7008_hokuos

Luontoの断熱率は、驚異の63%!さらに断熱レースカーテンをセットすることで、快適な室温を保つことができます。

高級感のあるシャンパンカラーと北欧ストライプのカーテンセットは、部屋を明るく見せてくれるのも大きなメリット。夏は爽やかさを、冬はたっぷりの日差しを感じさせてくれるカーテンです。

sopoヴィンテージブラウン × エコプレーンSenniシルバー

https://www.rehome-japan.com/user_data/order_jpncurtain_108_senni

sopoも57%と高い断熱効果を誇るカーテンです。落ち着いたヴィンテージブラウンは、安心感とぬくもりを感じさせてくれるカラーですよね。遮熱・断熱効果のあるレースカーテンと組み合わせれば、日中はドレープカーテンを開けていても快適さを保てるでしょう。

SHADING DESIGNシリーズ

SHADING DESIGNシリーズは、63%と高い断熱率を誇るカーテンです。遮光1級であり、防音率も約50%ととても機能的。数十種類の北欧デザインから選べるため、おしゃれなインテリアとしても活躍します。

<h3>プライバシーレースカーテン ECOシリーズ

https://www.rehome-japan.com/products/detail/187

遮熱と目隠し効果の高いECOシリーズの断熱・超UVカットタイプのレースカーテンがおすすめです。密度の高い生地の中に空気がとどまり、保温効果が抜群。レースカーテンなのに省エネ効果にも期待ができる優れものです。

ECOシリーズのレースカーテンなら、夜でも目隠し効果が期待できます。

立川機工ロールスクリーン 防炎遮光タイプ

https://www.rehome-japan.com/user_data/order_roll008

断熱効果だけでなく、防炎効果や遮光効果にも期待できるロールスクリーンです。キッチンはもちろん、暖房器具を使うリビングや寝室にもおすすめ。出窓に取り付ければ、インテリアの邪魔にもなりません。

上手に断熱カーテンを使って快適に過ごそう

暑い夏や寒い冬でも、家にいる間は快適に過ごしたいもの。エアコンに頼るとどうしても光熱費が高くなってしまうため、節電対策として断熱カーテンを使用しましょう。

使う部屋や窓の形に合わせて、ぴったりな断熱カーテンを選んでくださいね。

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この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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